データヘルス

読み:でーたへるす

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データヘルスとは、主に健康保険組合などの医療保険者が、データベース化された加入者の健康医療情報を活用して予防・健康づくりを行うことです。

具体的には、加入者の健康診断結果や医療費などの健康医療情報を蓄積・分析することにより、医療保険者が加入者の健康リスクや課題に応じて、より効果的・効率的な保健事業を行うことができます。

急速に進む高齢化と医療費の増大への対策として、特定健診やがん検診、保健指導や健康づくりといった医療保険者による保健事業を通じて、国民の健康の維持・向上を図ることが急務となっています。2008年からスタートした特定健診制度では、レセプト(診療報酬明細書)の電子化や、健診データの電子的標準化が進展したことで、健康情報の蓄積・活用によってPDCAサイクルに沿った事業運営が行いやすくなりました。これにより、データヘルスの実現に向けた体制が整いつつあります。

現状、医療保険者のなかには、過重な拠出金負担により保健事業を縮小せざる得ないケースもあるようです。しかし、データヘルスが実現されれば、より効果的で効率的な取り組みの実現につながり、国民の健康レベルの改善と、医療費の適正化という2つの課題を同時に解決できるとして期待が寄せられています。
医療保険のデータベースに続いて、介護保険で注目の「科学的介護情報システムLIFE」なども今後データヘルスのためのメインデータベースのひとつとなっていくことが予想されます。

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