メンタルヘルス

読み:めんたるへるす

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メンタルヘルスとは「心の健康」を指し、近年では心身ともに充実した健康状態を目指す施策の中で使用されます。一方、心の病気や不調は「メンタルヘルス不調」と呼ばれ、「依存症」「うつ病」「強迫性障害」「摂食障害」などの他に、強いストレスや悩み、不安など、生活の質に影響を与える可能性のある問題を幅広く含むものと定義されます。これらの病気・不調の原因は人によって異なり、仕事のストレス・生活環境の変化・ほかの病気の影響など、さまざまな要因が考えられます。

厚生労働省によると、心の病気で病院に通院や入院をしている人たちは、国内で約420万人(2017年)いるとされています。近年は、心の病気は誰にでも起こりうるものという考えが定着してきており、個人のセルフケアの必要性や、専門医にメンタルヘルス不調について相談することの重要性が認知されてきています。

また、勤労世代にとってはメンタルヘルスと業務におけるストレスの関係が深いといわれています。特に、メンタルヘルス不調を始めとした健康障害に大きく関わる「過重労働」への対策は、企業の社会的責任とされています。

2015年12月1日、労働安全衛生法の改正により、労働者が常時50人以上の企業や職場には、1年に1回、ストレスチェックの実施が義務付けられました。

企業ができるメンタルヘルスへの取り組みとしては、従業員のストレスチェック、早期対応のための相談窓口の設置、メンタルヘルスへの理解を深める管理職研修の実施、職場復帰の段取りや支援体制の整備などがあります。

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