ウェルビーイング

読み:うぇるびーいんぐ

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ウェルビーイングに明確な定義はありませんが、厚生労働省は「個人の権利や自己実現が保障され、身体的、精神的、社会的に良好な状態にあることを意味する概念」としています。一般的には「幸福」といった意味で用いられることもあります。ウェルビーイングという言葉は、1948年に世界保健機関(WHO)憲章前文で「健康」の定義としてはじめて登場しました。

『健康とは、病気ではないとか、弱っていないということではなく、肉体的にも、精神的にも、そして社会的にも、すべてが 満たされた状態にあることをいいます。』

※世界保健機関憲章前文 (日本WHO協会仮訳)

幸福度を測る指標として、従来はGDP(国内総生産)が用いられることも少なくありませんでした。しかし経済全体を図る指数であるGDPは、生活の豊かさや幸福度を測る指標としては適さないという考えが広がり、OECDの幸福度指標Better Life Indexやウェルビーイングが注目されてきています。

経済的な観点からも、ウェルビーイングの向上は注目されています。就業面におけるウェルビーイングは、従業員が自ら望む生き方に沿った豊かで健康的な職業人生を送れるようになることにより、従業員自らの権利や自己実現が保障され、働きがいを持ち、身体的、精神的、社会的に良好な状態になることだとされます。ウェルビーイングの向上には、多様な働き方の実現や雇用条件の改善、従業員の主体的なキャリア形成支援などの取り組みが有効と考えられています。

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