用語集

コラボヘルス

読み:こらぼへるす

コラボヘルスとは、事業者(企業)と保険者(全国健康保険協会・健康保険組合)が積極的に連携・協力して、被保険者である従業員とその家族の疾病の予防・健康づくりを、効果的かつ効率的に実行する活動のことを指します。

2021年4月1日には、企業が従業員の健康保持増進を行うための指針「事業場における労働者の健康保持増進のための指針(THP指針)」が改正され、コラボヘルスの推進が求められることが基本的考え方に追記されました。
少子高齢化による従業員の平均年齢の上昇や、定年の延長が求められている背景により、従業員の有所見率(定期健康診断などの結果、何らかの所見が認められた従業員の割合)は高まる傾向にあります。

このような理由から、企業を支える従業員の健康を守る積極的な取り組みとして、コラボヘルスの重要度が高まっています。
コラボヘルスにおいて、企業と保険者にはそれぞれ役割があります。企業は定期健康診断などから得られる従業員のデータを保険者に提供し(※健診データの内、法定項目以外の提供は本人の同意が必要)、保険者は提供されたデータと企業内外の複数のデータを比較し、健康づくりの取り組みの決定に活用することが望ましいとされます。例えば、定期健康診断の結果をもとに従業員の健康リスクを階層化し、リスクの階層に応じた健康事業を提供できるとされています。
 

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