QOL

読み:きゅうおーえる

twitter facebook はてなブックマーク

QOL(Quality of Life)とは一般的に「生活の質」や「生活の満足度」を意味し、「人生の質」「生命の質」などとも和訳されます。
QOLに厳密な定義はないものの、WHOが「健康」の概念として定義した「健康とは、病気ではないとか、弱っていないということではなく、肉体的にも、精神的にも、そして社会的にも、すべてが満たされた状態にあること(日本WHO協会仮訳)」が、QOLに相当する概念だと考えられています。
QOLにおける健康とは、身体的な状態のみで判断できるものではなく、本人が心理的・社会的に満足している状態も含めた、包括的な概念であるといえるでしょう。

日本では、厚生労働省が推進する「21世紀における国民健康づくり運動(健康日本21)」において、すべての国民が健やかで心豊かに生活できる活力ある社会を実現するために、QOLの向上が目的の一つとして掲げられています。健康日本21では、「糖尿病」や「がん」といった疾病に対する施策だけでなく、「栄養・食生活」「身体活動・運動」、さらには「休養・こころの健康づくり」なども含めた9つの分野において具体的な目標が設定されています。

QOLを評価する尺度にはいくつかありますが、例えばWHOが開発した「WHO QOL26」では、4つの領域(身体的領域、心理的領域、社会的関係、環境領域)とQOL全体を問う質問から、回答者のQOLを測定・評価していきます。

関連用語

新着記事