健康スコアリングレポートは、保険者の加入者の健康状態や医療費、予防・健康づくりへの取組状況等について、全国平均や業態平均と比較した場合の自組合の立ち位置を見える化したものであり、企業と保険者が従業員等の予防・健康づくりに向けた連携を深めるためのコミュニケーションツールです。
活用方法としては、健康保険組合が経営者に対してレポートをもとに説明を行い、従業員の健康状況について現状認識を持ってもらうことを想定しています。健康保険組合と経営者が、従業員の健康に関する問題意識を共有し、経営者によるトップダウンの健康づくりを一体となって推進することが目的です。
具体的な取組を計画・実⾏して、施策の効果について検証・評価・改善を実施するといったアクションが求められています。健康保険組合と企業が連携して従業員の健康を増進することで、企業の生産性向上や、医療費の適正化などの効果が期待されています。
【参照】
https://kenkokaigi.jp/news/n_pdf/pdf_180530_sheet3.pdf
厚生労働省「健康スコアリングレポートの概要」
https://www.mhlw.go.jp/content/12401000/000369666.pdf
日本健康議会 「2022年度版(2021年度実績分)健康スコアリングレポート」を健保組合に発出しました。
https://2025.kenkokaigi.jp/news/n017