用語集

運動処方

読み:うんどうしょほう

運動処方とは、健康づくりのための運動を計画する際に、運動の頻度、強度、持続時間、運動の種類を定めることを指します。
健康に関連する体力には、全身持久力や、筋力・筋持久力、柔軟性といった構成要素があります。運動処方は、これらの健康関連体力を向上させるための運動の頻度、強度、持続時間、運動の種類を規定するものです。

例えば、あまり体を動かしていない人に対しては、週3~5日、軽~中等度の強度で1日に20~30分間の有酸素運動をすることが推奨されています。なお、すでに高強度で運動している人に対しては、週3~5日、やや高強度の運動を1日に30~90分行うことが推奨されています。
ただし、運動の効果は個々の体力水準や健康状態、遺伝的要因によって変わります。そのため、公開されたガイドラインを参考にしつつ、個々の身体的特性を見極めて、最も効果的で安全な運動計画を作成することが大切です。

 

【参照】

 

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