用語集

デジタルスキル標準(DXリテラシー)

読み:でじたるすきるひょうじゅん(でぃーえっくすりてらしー)

デジタルスキル標準(DXリテラシー)とは、DX(デジタルトランスフォーメーション)に関わる能力やスキルを定義したもので、企業においてDXを推進するために必要な人材要件の明確化や、人材確保・育成施策の実行を後押しするために活用できる指針です。

経済産業省と独立行政法人情報処理推進機構(IPA)によって策定され、以下の2種類から構成されています。
●DXリテラシー標準:全てのビジネスパーソンが身につけるべき能力・スキルを定義したもの
●DX推進スキル標準: DXを推進する人材の役割や習得すべきスキルを定義したもの

デジタルスキル標準が策定された背景には、デジタル技術やデータ活用の急速な進歩によって産業構造が変化し、企業が対応を求められていることが挙げられます。企業が社会の変化に対応し、今後も競争上の優位性を確立し続けるためには、DXを実現することが重要です。しかし、現状はDXの素養を持った人材や、専門性のある人材が不足していることから、DXを効果的に推進できている企業は少ないようです。
デジタルスキル標準は、全ての従業員がDXに関するリテラシーを身につけ、DXに理解・関心がある状態を目指すと同時に、実際にDXを推進するための専門性を持った人材を確保・育成するために役立ちます。

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