用語集

ダイバーシティ・コンパス

読み:だいばーしてぃ・こんぱす

ダイバーシティ・コンパスは、経済産業省が提供する企業向けツールです。何のためにダイバーシティを推進するのか、企業や人が目指す姿や指針がコンパスの形で整理されており、このコンパスを活用することで、企業は自社の目指す姿や現在の取り組みを確認することができます。
ダイバーシティ・コンパスは、「VISION(目指す姿)」を中心に4層構造の円(コンパス)となっているツールです。円の中心は企業・組織の行動指針である「ORGANIZATION」と、個人の面で成し遂げたいことである「INDIVIDUAL」に大きく分かれています。
ダイバーシティ・コンパスの円の外側には「どんな国籍・文化の人とも等しく接していますか?」といった具体的な問いかけが設置されています。それらの問いかけは、「何のためにダイバーシティを推進するのか」と考えるきっかけとなり、同時に、ダイバーシティの取り組みを具体的に議論する機会ともなるでしょう。
経済産業省によるとダイバーシティ・コンパスはまだプロトタイプであり、今後もブラッシュアップが予定されています。

【参照】

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