用語集

GLTD(団体長期障害所得補償保険)

読み:じーえるてぃーでぃー

GLTDとは、従業員が病気やケガによって長期間働けなくなった場合に、収入を補償する保険制度です。「Group Long Term Disability」の略で、日本語では「団体長期障害所得補償保険」と呼ばれます。企業が保険料を支払ってすべての従業員を補償する「全員加入型」や、加入を希望する従業員が保険料を負担して各々補償する「任意加入型」などがあります。

GLTDの主な特徴は、長期的な所得補償ができることです。従来の所得補償保険が短期補償であるのに対し、GLTDの場合、保険商品にもよりますが、最長で65歳や70歳までの長期補償が可能です。これにより、従業員は病気やケガで働けなくなっても、長期間にわたって安定した収入を確保でき、生活水準を維持できます。
また、GLTDは団体契約であるため、個人で加入するよりも割安な保険料で手厚い保障を受けられるのが特徴です。企業が団体で加入することで、従業員全体のリスクを分散させ、組織全体で支え合う仕組みとなっています。
さらにGLTDには、長期休職中の従業員が円滑に職場復帰できるよう、復職支援サービスが付帯されていることもあります。メンタルヘルスケアやリハビリテーションの相談などの提供によって、従業員の早期復職を促進することが可能です。

企業にとって、GLTDは重要な福利厚生制度といえます。従業員の安心感を高めることで、優秀な人材の確保・定着、企業の競争力や生産性の向上にも貢献するでしょう。

【参照】

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仕事と介護の両立支援プログラムLCAT

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