用語集

プロボノ

読み:ぷろぼの

プロボノとは、ラテン語で「公共的な善のために」を意味する⾔葉で、自身の仕事で培った経験やスキルを、社会的・公共的な目的のために無償で提供するボランティア活動を指します。

仕事で培った経験やスキルを活用するプロボノは、専門的な視点で社会課題の解決や災害時の復興支援などにアプローチできます。また、プロボノを行う本人にとっても、社会への感度や自己効力感、主体性が向上したり、プロボノで得た経験を本業へ生かしたりすることが可能です。また、プロボノを通じて自身の経験やスキルに新たな気づきを得て、キャリアを自律的に考えるきっかけにもなると考えられます。

プロボノを行うには、個人で活動先を探す方法や、プロボノワーカー(プロボノを行いたい人)とプロボノを必要としているNPOや公共施設のマッチングを行うサービスを活用する方法があります。

また、近年では企業が自社の従業員のプロボノを支援するケースも見られます。プロボノによって従業員の社会参画を促進することを、自社のCSR(企業の社会的責任)戦略として位置づけている企業もあるようです。
今後、日本においてプロボノの裾野をさらに広げていくためには、個人や企業のプロボノの実績を評価し、人事考課や税制上の優遇措置と紐づけるなど、社会基盤を整備していくことが求められると考えられます。

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