用語集

衛生管理者

読み:えいせいかんりしゃ

衛生管理者は、労働者の健康管理に関する専門的な知識を持ち、職場の安全衛生活動を推進する役割を担う国家資格を有した職種です。具体的には、労働者の健康診断結果の管理や快適な労働環境の管理、職場内の安全教育、労働衛生教育の実施、健康の保持・増進措置などが主な業務となります。
常時50人以上の労働者を使用する事業場では、原則的にその事業場における専属の衛生管理者が必要です。また、衛生管理者の資格には、「第一種衛生管理者」と「第二種衛生管理者」の2種類が存在します。

第一種衛生管理者免許取得者は、すべての業種の事業場で衛生管理者となることができます。第二種衛生管理者免許取得者は、有害業務と関連の少ない情報通信業、金融・保険業、卸売・小売業といった一定の業種の事業場においてのみ、衛生管理者となることが可能です。
具体的な職種としては、「産業衛生管理者」「労働衛生コンサルタント」「産業保健スペシャリスト」「医師」「保健師」などが挙げられます。衛生管理者は、労働者の健康と企業の生産性向上をつなげる重要なポジションです。

【参照】

 

<監修者>
丁海煌(ちょん・へふぁん)/1988年4月3日生まれ。弁護士/弁護士法人オルビス所属/弁護士登録後、一般民事事件、家事事件、刑事事件等の多種多様な訴訟業務に携わる。2020年からは韓国ソウルの大手ローファームにて、日韓企業間のM&Aや契約書諮問、人事労務に携わり、2022年2月に日本帰国。現在、韓国での知見を活かし、日本企業の韓国進出や韓国企業の日本進出のリーガルサポートや、企業の人事労務問題などを手掛けている。

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