用語集

エンパワーメント

読み:えんぱわーめんと

エンパワーメントとは、一人ひとりが自身の能力や権限を最大限に発揮し、自己実現や意思決定に積極的に参加することを促す考え方やプロセスです。これは個人、チーム、コミュニティのどのレベルでも適用可能であり、自尊心の向上、生活の質の改善、社会参加の促進などが期待されます。

エンパワーメントは、教育、医療、福祉、経営などさまざまな分野で用いられ、特にチームでの仕事を行う環境や、エンゲージメントを高めたい組織などで重視されます。ビジネスシーンにおいては近年、企業における従業員の主体性の向上が求められる傾向があり、エンパワーメントが注目されるようになりました。なお、エンパワーメント向上の具体的な取り組みとしては、教育プログラム、サポート体制の強化、情報共有、参加型の意思決定プロセスなどがあります。

【参照】

関連用語

組織活性化

用語集

2023-12-28

組織活性化とは「企業などの組織に属する従業員が企業の理念や方針に共感・理解を示し、目標達成に向かって主体的に取り組む」「組織内のコミュニケーションが活発で、チームワークが発揮できている」ことです。

ワーク・エンゲイジメント

用語集

2023-06-14

厚生労働省の資料によると、ワーク・エンゲイジメントは「活力」「熱意」「没頭」がそろった状態として定義されており「働きがい」とも呼ばれます。

ウェルビーイング

用語集

2022-06-30

ウェルビーイングに明確な定義はありませんが、厚生労働省は「個人の権利や自己実現が保障され、身体的、精神的、社会的に良好な状態にあることを意味する概念」としています。

健康経営

用語集

2022-03-10

「健康経営」とは、企業などが従業員の健康保持・増進の取組は、将来的に収益性等を高める投資であるとの考えの下、健康管理を経営的視点から考え、戦略的に実践することです。

「エンパワーメント」に関する記事

ワーク・エンゲイジメントとは?意味やメリット、高め方を解説

2023-12-28

ワーク・エンゲイジメントとは、仕事に意欲的で満足している状態のことです。ワーク・エンゲイジメントを高めるメリットや高め方などについて解説します。

メガメニューを一時的に格納するセクション(削除しないでください)