健康増進法は、国民の健康寿命の延伸とQOL(Quality of Life:生活の質)の向上を図る役割を担っています。具体的には、健康増進に関する基本方針の策定から、都道府県、市区町村における健康増進計画の策定、国民健康・栄養調査の実施、保健指導、特定給食施設など幅広い対象の規定がなされています。2020年4月には一部が改正され、多くの人が利用する施設などは、原則として屋内禁煙となりました。 事業者に対しては、従業員の健康を増進させるために、職場における健康づくりの取り組みや禁煙支援などを行うことが求められています。