用語集

ソーシャルキャピタル

読み:そーしゃるきゃぴたる

ソーシャルキャピタルは、アメリカの政治学者パットナムの著書において「人々の協調行動を活発にすることによって社会の効率性を高めることのできる、『信頼』『規範』『ネットワーク』といった社会組織の特徴」と明記されており、この定義が一般的に認知されています。

企業においては従業員同士のさまざまな関係にソーシャルキャピタルを構築することが可能です。
社内での協調行動が活発になれば、部署を跨いだ連携や業務の円滑化につながります。また、交流が多く、お互いに悩みを相談しやすい環境があれば、離職率の低下も期待できるでしょう。
近年、職場のソーシャルキャピタルが企業の生産性の向上につながることが注目されており、従業員同士のつながりや信頼関係の構築を目的とした社内行事を実施する企業も出てきているようです。

ただし、ソーシャルキャピタルによって、協調行動を優先するあまり、個人の自由が制限されてしまうことがあります。一例として、長時間労働といった社内の悪習を従業員個人が拒めないといった問題が起こり得る可能性も考えられるため、協調行動の活発さのみを重視してしまうことの危険性には注意が必要です。

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