用語集

世界保健デー

読み:せかいほけんでー

世界保健デーは、世界保健機関(WHO)が創設された日である4月7日に設けられた、世界的な健康啓発キャンペーンです。毎年、世界保健機関が特定の健康テーマを発表し、そのテーマを通して世界各地でさまざまな活動が行われます。
このキャンペーンは、これまでに多くの重要な健康課題を取り上げてきました。その一例として、食事、運動、老化、児童保健、糖尿病、気候変動などがあります。
世界保健機関による世界保健デーでの広報活動は、世界各国のリーダーや決定者に影響を与えるため、各国の政策や対策の改善の一助になっています。

世界保健デーの主要な目標のひとつは、地球上のすべての人々が、年齢、性別、貧困、病気、身体障害、民族性、性的指向、宗教、言語に関係なく、身体的・精神的健康に対する基本的な権利を享受できるようにすることです。
世界保健機関は、健康とは人権の一部であり、その実現には多大な努力を必要とすると主張し、地球規模で健康改善を促しています。

【参考】

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2023-12-28

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2023-06-14

ヘルスリテラシーとは「健康や医療に関するさまざまな情報を入手し、理解・評価して活用する能力」とされます。この力を高めることによって、病気の予防や健康寿命の延伸が叶うとされます。

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