用語集

ホラクラシー

読み:ほらくらしー

ホラクラシーとは、従業員全員が対等な関係を持ち、チームや個人ごとに能動的な意思決定が可能になるフラットな組織形態を指します。管理職、上司、部下といった役職や階層を持つ「ヒエラルキー型」の組織構造と異なり、全員が対等であることが特徴です。
役職者が意思決定を行う組織構造ではなく、意思決定が個人レベルにまで分散されていることで、多様性のある組織づくりを実現しやすいといえます。

ホラクラシーのメリットとして、ルールが明確に定められているため、入社直後や配属されたばかりの従業員もルールを理解でき、多様な人材がルールを軸に能力を発揮しやすくなる点があります。対等な関係であるため、風通しがよい職場になりやすく、働きやすい利点があるとされています。
ホラクラシーは、人を中心とした組織構造であり、人材の価値を引き出すことで企業価値の向上につなげる「人的資本経営」の実現にも寄与すると考えられています。健康経営やエンゲージメント向上の取り組みと同様に、中長期的な企業価値の向上につながる取り組みといえるでしょう。

ただし、従来のヒエラルキー型とは異なる構造のため、組織内の構造を大きく変える必要や、従業員のホラクラシーへの理解を深めてもらう必要など、ホラクラシー導入の時間とコストがかかることはデメリットとして挙げられます。

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