ワークモチベーションとは、従業員が仕事に対して持つ動機づけや意欲のことを指します。目標に向けて行動を方向づけて活性化し、それを維持する心理的プロセスが、ワークモチベーションです。このモチベーションが高いと、仕事に対する満足感や生産性が上がる一方で、低いとやる気を失い、パフォーマンスも低下する傾向があります。
ワークモチベーションは、内的モチベーションと外的モチベーションに大別することができます。内的モチベーションとは、自身の興味や情熱、やりがいから生まれる動機です。例えば、「この仕事が楽しい」「自分の成長につながる」と感じることなどが該当します。
外的モチベーションとは、報酬や評価、昇進など外部からの要因による動機です。例えば、「給料が良い」「上司からほめられる」「昇進のチャンスがある」といったことが該当します。
ワークモチベーションは個人の内的な要因と、外部の環境的な要因が複雑に絡み合うものですが、これらの要因を理解し、適切に対応することで質を高めることは可能とされています。高いモチベーションを維持すれば、個人の仕事の満足度と生産性を向上させるだけでなく、組織全体のパフォーマンス向上にも寄与するでしょう。
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