用語集

ワーク・ライフ・バランス

読み:わーく・らいふ・ばらんす

ワーク・ライフ・バランスとは、日本語で「仕事と生活の調和」を意味する言葉です。仕事と生活のふたつが共存し、充実するように働き方を見直す考え方です。これは「仕事」と「生活」、両方を大切にしたいという価値観に基づいており、個々が自分自身のライフスタイルに合わせた働き方を追求することを前提としています。

具体的には、仕事だけでなく家庭や趣味、自己啓発、地域活動など、人それぞれが大切にしたい生活全体のバランスをとることを意味します。これは、労働者が働きながらも自分らしい生活を送ることができる働き方改革の一端として注目されています。

ワーク・ライフ・バランスにおいては、長時間労働の見直しや、育児や介護といったライフイベントと職業生活との両立支援、多様な働き方への対応などが推奨されます。これらは、生産性の向上や従業員の健康維持、安定した人材確保といった企業の利益にも寄与し、従業員と企業双方にとってメリットのある働き方と考えられています。

【参照】

関連用語

スマートワーク経営

用語集

2024-02-27

スマートワーク経営とは、日経(日本経済新聞社)グループが定義した経営戦略であり、多様で柔軟な働き方の実現による「人材活用力」、新規事業を創出する「イノベーション力」、市場を新たに拡大する「市場開拓力」という3つの観点によって組織のパフォーマンスの最大化を目指す戦略を指します。

ウェルビーイング経営

用語集

2023-12-28

ウェルビーイング経営とは、「従業員が肉体的・精神的・社会的に満たされている環境を社内に構築する経営手法」とされ、世界保健機関(WHO)憲章において、健康の定義として使用されたウェルビーイング(well-being)が由来といわれています。

ヘルシーカンパニー

用語集

2023-11-10

ヘルシーカンパニーとは、1980年代に米国の経営心理学者ロバート・H・ローゼン氏によって提唱された「健康な従業員こそが収益性の高い企業を作る」という考え方です。

ワーク・エンゲイジメント

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2023-06-14

厚生労働省の資料によると、ワーク・エンゲイジメントは「活力」「熱意」「没頭」がそろった状態として定義されており「働きがい」とも呼ばれます。

健康経営

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2022-03-10

「健康経営」とは、企業などが従業員の健康保持・増進の取組は、将来的に収益性等を高める投資であるとの考えの下、健康管理を経営的視点から考え、戦略的に実践することです。